調査は、昨年7月から8月にかけて実施。同社が世界精神保健連盟(WFMH)と協力して、日本、中国、韓国、カナダ、メキシコ、英国、ドイツ、フランス、スペインのADHD児の保護者719人などを対象に郵送とインターネットで行った。
その結果、「ADHD児が将来自立し、社会で生活していくこと」について、国内では「かなり心配に思う」が67%で最も多く、「心配に思う」は23%、
「少し心配に思う」は10%、「心配に思わない」はゼロ。一方、国外では「かなり心配に思う」24%、「心配に思う」38%、「少し心配に思う」34%、
「心配に思わない」4%で、国内外で認識にギャップが見られた=グラフ1=。
また、「子どもの症状をコントロールするために行っている
こと」について、「常にある」との回答を4点、「よくある」を3点、「時々ある」を2点、「全くない」を1点として平均値を調べたところ、「十分な睡眠を
取らせる」「規則正しい生活をさせる」は、国内外共に、それぞれ3.1と2.9で高く、国内外の保護者とも日常生活の中での配慮を多く行っていた。
その一方で、「行動療法やセラピーを受けさせる」は国内1.6、国外2.5、「認知行動療法や会話療法を受けさせる」は国内1.3、国外2.4と、国内外で大きな差が出た=グラフ2=。
国内調査の監修に当たった北大大学院教育学研究院附属子ども発達臨床研究センターの田中康雄教授は、「日本のADHD治療においては、治療・支援体制の一層の充実が必要であると言える」としている。
また、保護者からは「周囲の理解・支えという環境は必須です。偏見や差別からADHD
であることをカミングアウトできない状況にある日本が、さらに正しい知識・理解を深め、家庭、医療、教育、地域、企業と横のつながりでの“人生”支援を行
える環境、国になることを切に願います」などの思いが寄せられた。
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/21078.html
posted by lulu at 13:38
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