2009年04月03日

4月から「フリースクール」の参加も 出席扱いに | 時評コラム | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉

文科省2月27日の発表によると、この4月よりフリースクールや教育支援センターなど学校外施設に通っている不登校の高校生でも、学籍のある校長の
判断で「出席扱い」にすることを認める方針を決めた。その背景には5万人を超える不登校高校生がいること、そして対策を打たなければニートや引きこもりな
どの問題にも繋がる、との思惑がある。果たしてフリースクールは、不登校児の「学校復帰」を促すことはできるのだろうか。
フリースクールに通う小・中学生は1992年から「出席扱い」になっている

フリースクールが生まれたのは1980年代の半ば頃のことである。当時、不登校の子どもの数が増えたことを背景に、親たちが中心になって「居場所づくり」で駆けまわり、運営を始めたところが多かった。

もちろん「居場所」がすべてフリースクールとなるわけではない。公民館や教会などのスペースで子どもたちが思い思いに過ごす空間である場合もあれば、大まかなカリキュラムが設定されていて学んでいくフリースクールもありで、それぞれに特徴はある。

だが共通しているのは、たとえ学校に行かなくても自分の生き方を選ぶための「居場所」を得ることが大切だ、という理念であった。これは、当時社会
問題にもなっていた戸塚ヨットスクール的な「根性を叩き直す」「治療する」という一方的な角度で子どもたちを追いつめる方針とは対極にある。

今回の文科省の発表は高校生を対象にしたものだが、実は小・中学校の不登校児に対しては1992年から同様の措置が取られていた。すなわち、小・
中学校に通わずにフリースクールで学んでいる場合に、元々籍のあった学校に通っていたものとみなして、出席扱いして卒業もさせていくという弾力的な運用を
するようになったのだ。

これは文部省(当時)の大きな方針転換だった。1992年以前の同省は学校外の「居場所」「フリースクール」の存在など認めていなかったからだ。「登校拒否はどの子にも起こり得る」と、文部省も遅まきながら認識したということであろう。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090330/142345/
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posted by lulu at 10:43 | Comment(0) | ニュース(旧)